************************************************************************** * * * GA−7408/AGP2 * * * * Windows95 ディスプレイドライバ * * * * Copyright (C) 1998 I-O DATA DEVICE,INC. * * * ************************************************************************** このたびは、アイ・オー・データ機器のグラフィックアクセラレータボード GA−7408/AGP2をご利用いただきまして、誠にありがとうござい ます。このファイル内容をよく読んでからご使用ください。 ●概要 GA-7408/AGP2 は、高速な2D/3Dアクセラレートエンジン機能、220MHzまで対応の RAMDAC を搭載の "Intel社製 Intel 740" と、画像メモリに "SDRAM 8MB" を搭載して、 AGPx2モードに対応していますので、高速な2D/3D描画を実現できます。 ●対応機種 AGPスロット搭載 PC-98NXおよび DOS/Vマシン ●対応OS   Windows95 OSR2.1以降 ●サポート解像度と色数 640x480 256/ハイカラー/フルカラー Colors 60Hz (Ni) 640x480 256/ハイカラー/フルカラー Colors 72Hz (NiFF) 640x480 256/ハイカラー/フルカラー Colors 75Hz (NiFF) 640x480 256/ハイカラー/フルカラー Colors 85Hz (NiFF) 640x480 256/ハイカラー/フルカラー Colors 100Hz (NiFF) 640x480 256/ハイカラー/フルカラー Colors 160Hz (NiFF) 800x600 256/ハイカラー/フルカラー Colors 60Hz (Ni) 800x600 256/ハイカラー/フルカラー Colors 72Hz (NiFF) 800x600 256/ハイカラー/フルカラー Colors 75Hz (NiFF) 800x600 256/ハイカラー/フルカラー Colors 85Hz (NiFF) 800x600 256/ハイカラー/フルカラー Colors 100Hz (NiFF) 800x600 256/ハイカラー Colors 150Hz (NiFF) 1024x768 256/ハイカラー/フルカラー Colors 60Hz (Ni) 1024x768 256/ハイカラー/フルカラー Colors 75Hz (NiFF) 1024x768 256/ハイカラー/フルカラー Colors 85Hz (NiFF) 1024x768 256/ハイカラー/フルカラー Colors 100Hz (NiFF) 1024x768 256/ハイカラー Colors 120Hz (NiFF) 1152x864 256/ハイカラー/フルカラー Colors 60Hz (Ni) 1152x864 256/ハイカラー/フルカラー Colors 75Hz (NiFF) 1152x864 256/ハイカラー Colors 85Hz (NiFF) 1280x1024 256/ハイカラー/フルカラー Colors 60Hz (Ni) 1280x1024 256/ハイカラー Colors 75Hz (NiFF) 1280x1024 256 Colors 85Hz (NiFF) 1600x1200 256/ハイカラー Colors 60Hz (Ni) 1600x1200 256 Colors 75Hz (NiFF) ※ ハイカラーは、16ビットハイカラー フルカラーは、24ビットフルカラー ●インストール方法 ここでは、取扱説明書に記載されていない別のインストール方法を説明します。 1. Windows95を起動します。 2. デスクトップ上でマウスを右クリックすると、メニューが表示されます。 そのメニューの「プロパティ」をクリックします。 3. 「画面のプロパティ」ウィンドウが表示されますので、その中の「ディスプレイの詳細」 をクリックします。 4. 「ディスプレイの詳細」ダイアログボックスの、「ディスプレイの変更」または「詳細プロパティ」 ボタンをクリックします。 5. 「アダプタの種類」または「アダプタ」ダイアログボックスに、現在使用中のドライバ情報 が表示されます。 ここで「変更」ボタンをクリックします。 6. 「デバイスの選択」ダイアログボックスで「ディスク使用」ボタンをクリックします。 7. 「配布ファイルのコピー元」の所に、このサポートソフトがあるディレクトリのパス A:\ を入力 して 「OK」ボタンをクリックします。 8. 「デバイスの選択」ダイアログボックスのモデル一覧の中から GA-7408/AGP2 を選択し て、「OK」ボタンをクリックします。 9. ファイルのコピーを開始します。 ファイルのコピー中、バージョンの競合があるファイルに対して、「現在のファイルをそのま ま使いますか?」 と問い掛けらる事がありますが、基本的には「いいえ」を 選択してください。 (ただし、指定されたファイルをそのまま使用したい場合 は、「はい」を選択してください。) 10. 「ディスプレイの変更」または「アダプタ」ダイアログボックスの「閉じる」または「OK」ボタン をクリックします。 11. 「ディスプレイの詳細」ダイアログボックスの中で、希望の色数や解像度を設定します。 12. 「画面のプロパティ」ウィンドウの「更新」ボタンをクリックし、ドライバの設定を有効にする ため Windows95 を再起動させます。 ●対応APIについて GA-7408/AGP2は、ハードウェアアクセラレートにて、DirectDraw/Direct3D に対応してい ます。※ これにより、各API対応のアプリケーションを高速に描画できます。 ただし、ハードウェアアクセラレートを使用するための画像メモリが足りない場合などは、 ソフトウェアエミュレーションによる描画になります。 ※ ハードウェアアクセラレートによる対応は、APIによって違います。 Direct3D: ハイカラーで対応 DirectDraw: フルカラー、ハイカラー、256色で対応 ●ディスプレイドライバのオプションについて GA-7408/AGP2には、ディスプレイドライバ用のオプションが用意されています。 これらのオプションは、Windows95のディレクトリに作られるディスプレイエフェクト用情報ファイル 「GA740.INI」に追記する事で有効になります。 ※ GA740.INIは、ディスプレイエフェクトで何かの設定を行った時に作られます。 1) Accessオプション GA-7408/AGP2では、DMAアクセスを行っている所がありますが、パソコンとの相性 によっては、誤動作を起こす場合があります。 このような場合は、このオプションを指定してみてください。 GA740.INIファイル [GA740] Access=2 2) Direct3Dオプション GA-7408/AGP2では、ハードウェアアクセラレートにてDirect3Dに対応していますが、 これを行わないようにしたい場合は、このオプションを指定してください。 GA740.INIファイル [GA740] Direct3D=0 GA-7408/AGP2と3D専用グラフィックボードを併用した場合、アプリケーションによって は、Direct3D処理を3D専用グラフィックボードで行うように切替えられない事が あります。 このような時は、このオプションを指定することで対応できます。 ●注意事項 と トラブルシューティング ・ Windows95のバージョンについて GA-7408/AGP2では、最新のAGP機能を使用するため、Windows95のバージョンが 古いと、動作しません。 必ず OSR2.1または OSR2.5をご使用ください。 ・ AGPドライバ(GARTドライバ)について GA-7408/AGP2を動作させるには、パソコンのマザーボードに搭載されている各メーカ のPCIチップセットに対応した「AGPドライバ(GARTドライバ)」が必要です。 通常、このサポートソフトにてインストールを行うと、自動的に各メーカの AGPドライバ が セットアップされるようになっています。 ※ それぞれのセットアップされるバージョンは、以下のとおりです。 チップセット | AGPドライバのバージョン ----------+---------------------- Intel | Ver 1.0.22 VIA | Ver 2.60 SIS | Ver 1.20 ALi | Ver 1.20 ----------+---------------------- ※ 他のバージョンのAGPドライバを使用する場合は、このサポートソフトをインストールした 後で、AGPドライバをセットアップしてください。 もし、このAGPドライバが、正しくセットアップされていない状態になった場合は、 Windows95起動が、起動できなくなる現象が起こります。 そのような場合は、次の処理を行ってみてください。 1.Safeモードで、Windows95を起動します。 2.Windows95ディレクトリにコピーされている、Set_agp.exeを実行します。 3.Windows95を再起動します。 Set_agp.exeを実行すると、自動的に必要な情報がレジストリに登録されます。 レジストリに登録される場所と内容は以下の通りです。 HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\VXD の下 チップセット | キー名 名前 データ ---------+----------------------------------------- Intel | \VGARTD StaticVxD "VGARTD.VXD" ALi | \AGARTD StaticVxD "AGERTD.VXD" SIS | \SISGART StaticVxD "SISGART.VXD" VIA | \VIAGART 2xMode 00 00 | StaticVxD "VIAGART.VXD" ---------+----------------------------------------- これらの情報が、登録されていない場合、また、複数登録されている場合 は、Windows95が起動できない等の現象が起こります。 ・ AGP Aperture Size(VGA Aperturre)について マザーボードによっては、BIOSメニューで AGP Aperture Size(VGA Aperture) の 値を設定できます。 この値は、基本的にグラフィックボードのビデオメモリ以上で、メインメモリ以下の値でな いと誤動作を起こす場合があります。 例えば、メインメモリが 64MB のパソコンに、GA-7408/AGP2を動作させるためには、 GA-7408/AGP2のビデオメモリは 8MB なので、この AGP Aperture Size の値は、 8MB以上64MB以下の値(たとえば32MB)に設定してください。 大きくしすぎると解像度切り替えやDirextX アプリケーションの起動が遅くなった りします。 ・ Windows98で使用する場合について Intel以外のPCIチップセット搭載のパソコンで、Windows98を使用する場合は、各 チップセットメーカのWindows98用AGPドライバが必要です。 ・ 設定したディスプレイドライバでWindows95が起動しない場合 まず、コントロールパネルの「システム」を起動してください。 そして「デバイス マネージャ」の「ディスプレイ アダプタ」をツリー表示してください。 そこで使用するモデルを選び「プロパティ」を押すとそのモデルのプロパティが表示 されます。 「情報」の中の「デバイスの使用」の『デバイスを使用する』ように設定して ください。 また「ディスプレイ アダプタ」のツリー表示で他のモデルがある場合は、それぞれ同 じように進め、今度はチェックボックスに印が付いていれば、外してください。 その後 Windows95を再起動してください。 ●BBSでのバージョンアップサービスおよび問い合わせについて 弊社IOS-NETおよびNIFTY-Serveにおいて、サポートソフトウェアの最新バー ジョンの差分ファイルを提供しています。ご自由にダウンロードしてご利用 ください。また問い合わせに 関しても受け付けますので、ご利用ください。 IOS-NET ・アクセス電話番号:076-234-9811(金沢) 03-5295-6570(東京) 06-368-2291(大阪) 166-77100(VTX網) (300/1200/2400/9600/14400/28800/33600bps MNP5) ・回線数:7 ・漢字,文字コード:S-JIS ・通信速度:300/1200/2400/9600/14400/28800/33600(自動判別) ・通信方式:全二重 ・データビット長:8ビット ・パリティチェック:なし(NONE) ・ストップビット:1ビット ・フロー制御(Xコントロール):行う(XON) ・シフト制御(Sコントロール):行わない(SOFF) ・ゲストID:GUEST 又は IOS00000 ・ゲストパスワード:なし ・ゲスト利用の制限:アクセス時間は30分 NIFTY-Serve ・アイ・オー・データ・ステーション (GO SIODATA) InterNet URL ・http://www.iodata.co.jp/ 1998/6月 現在